移動式日報
いわゆるホームページというものを制作した。
制作しちまった。
http://homepage.mac.com/ido_siki/web/index.html
わたくしは「移動式音楽班」なる楽団の常勤メンバーでありまして、といっても、常勤メンバーはわたくし一人しかおらず、さりとて、ひろく人材を募集、あるいはスカウティングしているわけでもない、といった楽団なのでありますが、左様な「移動式音楽班」の活動を世に発信するぜ、俺。と、決意したわけであります。倒置法で。伝わりますか、強調が。
ホームページ自体は、これから「だら〜っ」と育てていくつもり(決意一気にトーンダウン)ですが、製作の知識皆無の状態から、いろいろな道具を駆使しつつも己の手で作り上げたものであるから、結構満足感あるね。
まぁ、一歩引いてシニカルな視点で眺めると、そういうのって無論、自己顕示欲とか自己愛とかの延長上に成り立つのだろうから、わたくしめが立ち上げたホームページも、人様が眺められたならば、ふんだんに、その手の欲と愛の香りが漂っている様をありありと感じることだろう、なぁ、などと思わざるを得ない。
そういうスタンスなので、実に正直に、あけすけに申し上げると、移動式音楽班のホームページ及びそこで紹介されるコンテンツ、ひいてはそれを制作・管理する、つまりわたくし自身に対する評価として自分自身が望むことは、
- ばかと思われたくない
- 賢いと思われたい
- ダサ坊と思われたくない
- 超かっこいいと思われたい
- 平凡と思われたくない
- 非凡→唯一無二と思われたい
- ・・・
などといったことだ。ベクトルくっきりだ。一種の世迷言だな。まったく、達観とは出来ぬものよ。
じゃがのぅ、と更に別のアングルからの声が続く。それらの要素はコインの表裏、白か黒か、ブッシュ(父?子?)かサダムか、といった二つに一つの関係ではなく、時には分かちがたく結びつくものなのだよ。曰く、
- ばか賢い
- ダサかっこいい
- 非凡なほど平凡
- ・・・
などとね。
かといって、やはりわたくしが、そのホームページにおいて目指す姿勢は「移動式音楽班=インテリジェントで、すっげぇくーるで、ありえねー」などといった、実にクリアー、視界明朗なものなのであるから、「じゃがのぅ」以下の声には耳を貸さぬ。貸さぬ代わりに、移動式音楽班のホームページの制作物が陽であるならそれを際立たせるであろう陰を、暗であるならそれを生じさせたであろう光を、思い巡らしてみる場があるといいね、と思い、かような書き物に手を染めてみる次第でございます。要約するならば「戯言」という2文字にまとめられるかと思われます。
勿論、世間、人様のお役には、全く、立たないであろう。今までも役立ったことないし、これからも。ずっと。