2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

あまりにもよくある日常

私は人間として非常に多くの点が欠落した言わば欠陥人間であると言わざるを得ない。 別に無知の知みたいなことを語ろうとか、俺等身大2008みたいなことを語ろうという心持ちはないのだが、まぁ、ときどき自分がマンガに思える。 日曜日、なぜかすいとんを作…

班活動の季節

私は楽団の班長なのである。団員は、そうさ、俺一人さ。 お正月、あるイメージを思いつきで、チロチロと楽器で奏で、フレーズを忘れないように録音のできるウォークマン(カセットだ)へ吹き込む。同時に簡単な譜も書く。忘れないためである。私はしばしば鼻…

可笑しな名の町への旅

我々の言語感覚に鑑みて、妙なというか、可笑しな名の町というのが世界には点々とある。 思い出すのが、ボル Boluという町だ。トルコの黒海よりの地方にある都市であるが、好んでこのような町へ行くということは、虎穴へ入る覚悟を要し、更にその町随一の「…

ウラジーミル・ヴィソーツキイ/オオカミ狩り

このところ冷え込み厳しく、昨日の朝は車のバッテリーがかからなかった。私にはこのように、寒さによって実に不快な気分を味わわされたときに口をつく悪態がある。 「ロシアか、ここは」 別にロシアそのものに悪態をついている訳ではないしロシアを嫌ってい…

夢見るひととき

一年に何度か、もう十数年も繰り返し見続ける夢がある。特にこの時期に多いだろうか。学校を卒業できない夢である。私は見た夢の内容を基本的に思い出せないという男であるが、このシリーズは常に鮮明に覚えているという特徴がある。 大体、基本パターンは次…

コシャリ

人は美食にばかり溺れておってはならん、という戒めは、人をして正月開けに質素な草粥を食わせたり、終戦の日に戦中の困窮生活に思いを馳せ、すいとんを食わせたりする。美味いものばかり求めては、そんなものばっかり食っていてはいかんのである。人は堕落…

ネズミ(2)

今年はネズミちゃん年らしいよ緊急企画として「私とネズミ」についてオッサンの主張をぶっ放しているこの頃です。 さて、ネズミについて更に何を書くことがあるのかということであるが、どうも噂では連中は美味いらしい。 この手の話題では「げー」となる御…

ネズミ(1)

今年はネズミちゃん年らしいよ。 年男ではないがね、記憶によれば、小学生の担任の教師から動物に例えると「ハツカネズミ」と呼ばれたな。私。 というわけで、私はネズミ系のネズミ的な習性を持ったちょこまかとした人間であるのかもしれない。一方、子孫を…

背負い太鼓

できたぜ。 移動式音楽班ワンマンバンド化計画*1第一弾「背負い太鼓」 構造を概説すると、両面太鼓の中にドラムセットのバスドラム用キックペダルを少し分解したものが装着されており、それと足元を紐で結び、足を踏むとペダルのビーターが膜を叩き「どん」…