今さらバンドマンになりたい季節
自分がシロウトだとか、日本語を母言語とする日本国籍所持者であるとか、上手いとか下手とか、バカとかカバとか、そのような諸般の事情を無視してメンバーに加わりたいバンドとというのがいくつかある。も、大きく出ますよ。もし加入したならば、朝から晩までひたすらプレイします。上手くなります。伝説のプレーヤーになります。この辺り、都知事になった暁には新たな発明で都政を豊かにするというドクター中松(もちろんファンです)の公約と似ている。そういう状況に置かれたら、やる。やります。やるんです。そういう状況に置かれないと、やらな〜い。
もう活動してねーよ。が、これは妄想なのだからよいだろう。俺のMute Beatへの愛は衰えることがない。大体、ソロ・トランペット主役のダブ・バンドでどんな役回りをこなす気か。リコーダーかマンドリンです。が、そんなものが加わった時点で、ミニマムで孤高、攻撃的にして繊細な、もうそれはあの気高いMute Beatのサウンドではないだろう。割り込む余地なし。身を引きます。ああ〜。
今日聴いていたCD Mute Beat March
- アーティスト: MUTE BEAT
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 1994/11/18
- メディア: CD
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
Rita Mitsouko リタ・ミツコ(Les Rita Mitsouko)
現役。このフランス人のインチキ臭いなりをしたおっさんと、不器量だが可愛げのあるおばさんのユニットにもぐりこめたら。俺のRita Mitsoukoへの愛は衰えることがない。les amantsという歌が一番好き。
まったくこの、フランス感覚を随所に麗々しく醸し出しつつ、ユニークなロックンロールをデビュー以来世に送り出し続けている彼らの後方でどんな役回りをこなす気かといえば、ん。リコーダーかマンドリンです。んー、この人たちならそんな曲もありかもしれない。が、まぁ、俺がRita Mitsouko側だったら「リコーダーとマンドリンが出来ま〜す、メンバーに加えてシルヴプレ」という申し入れは断ると思います。断固「ノン!」
他にも加入したいバンドは幾つもあるのだが、またいつか。リコーダーとマンドリン以外の楽器も、も少し胸を張れるようにならねば。おっと、まるで、リコーダーとマンドリンなら胸が張れる書き方になっちまった。張れん。生音系ギミック担当、何でもやります。くじけません。