班活動近況


 楽団をやっている。ひとりで。おもな活動はmacを使った録音作品を制作することだ。が、このところ表立った活動なし状態である。9月には人様の前で演奏する機会などあり、そういった活動に打ち込んでおったっけ。そんな過程で収録された雑な録音物などを後で整理したりすることにも意外と時間がかかったものだ。


 そのあと、一曲録音した。これは密かな楽しみのために録音したもので公開することはない。新しく導入しようと目論む雰囲気や手法を少し試した。


 それから、いまいましい風邪をお見舞いされたな。ここで相当な休息を必要とされた。


 10月になって、以前から友人達と持ち回りで共作している曲に、少し録音を足し編集を加え次へ回したのだが、あれは一体その後どんな運命を辿っているのだろう。まぁ、私も受け取ってから一ヶ月は放置していたものだ。はっは。この録音はかつてない環境で行なわれたもので(詳細は秘す)ノリノリで楽しかったが、プレイ自体に一切反省をしないという方針(自分で勝手に決めた)で臨んだものだから、「なんじゃコリャ」と闇に葬られている可能性もある。文句は言えまい。


 続いて、友人と一発共作しましょうよ、と盛り上がった企画に手をつける。元曲は友人が既にあらかた制作したものがあるので、私はそれをもう、まずはあんなふうにしたり、こんなことにしちゃったりすればよいわけだ。で、あんなふうなデモ断片や、こんなふうなデモ断片を録音した。が、いろいろと技術的な問題があり、それも腕前の問題ではなく、制作に使っているパソコンの物理的な問題と申しましょうか、要するに、パソコン内部の音源を華々しく鳴らし(友人制作)、かつ、私が大量の生演奏トラックを録音した場合、マシンが動作しないことが明白で、少し発想を変えないと進展しない状況である。


 更に、9月、人様の後方で演奏させていただく機会があり何曲か弾かせていただいたものだったが、私は、そうやって関わった曲は公開するかしないかはともかく、可能な限りカバーすることに決めている。もう弾けるのだしさ。ということで、少しく制作を試みてみる。う〜む、実際に関わった現場の印象が強く、どういうカバーにしようかひどく迷う。やべぇ、そんなことしてたら弾き方忘れちまうよ。


 以上のような状況の間隙を縫って、一曲、形になりかけているものがある。のんびり作ろうと思っていたものだが、他の企画が進まないため何時の間にか形になってきたものだ。こうなると、私はそれに没入する性格だ。ということで、目下、楽器道具総動員体制で挑んでみている。まぁ、まだ時間を要するだろう。挑んでみて弾けないことに気付く道具が多いのだ。キーの問題とか、出来ると錯覚していたりとか(例、ヴァイオリン)。


 このように整理してみると、はっきり目途の立っているものがなくて笑っちゃう。あはは。道楽だし、気の済むまで命がけでやります。お、力強いね。