もぎたてポエム タイトル?んなもんありません


 詩を書いた。というか、降って湧いたように閃いた。すげえ。ヒラメイテシマッタノダ。



波止場の前の急坂を
街へ向かって上りきる
目抜き通りの交差点
左に曲がって五軒目の
一階食堂(まぁまぁ美味い)
奥の階段二階へ上がる
やり手婆あの宿がある



 七五調、港町演歌の系譜に属するものだね、っと見せかけて旅の宿演歌へ至る、まるでアルゼンチン代表のパスの如く流れるような展開が見逃せないポイントだ(波止場→街→通り→交差点・しばらくドリブル→食堂→宿)。そして情景を描写しているだけの中にたった一点の心情吐露=「まぁまぁ美味い」。しみじみ、演歌だねぇ。やり手の婆あが営む宿があって、で、どうしたのだ、と二番以降の展開も気掛かりだねぇ。


 今度曲つけよ。


 あ、ひとり遊んでひとりで誉める、ゴー!ゴー!ゴー!状態になってしまった。馬鹿な人。