何かの狼煙(のろし)
なんだか急に忙しい日々を過ごしてしまった。が、まぁ別に24時間忙しい訳でもない。その間も娯楽していた。
娯楽その一 肉の保存
肉、それは人類の夢である。真実である。
肉食の醍醐味は「量」であると、私はその人生を通じて学んできた訳であるが(話せばなげーよ)、人は屠った一頭の獣を一人で食い切れる訳ではない。朝肉・昼肉・夜肉と、肉肉肉の生活を送ろうとも、中型から大型の獣を食い尽すには、強力な食欲と消化力が必要であろう。
すると困る。肉は腐れる。せっかくの肉を腐らせてしまうとは、これは人類の夢への背信である。獣を一人占めした揚句腐らす、は?なんたる悪鬼の所業。
そこで保存を考えよう。肉を長期保存に耐えるものに加工できるなら、食いたいときに食えるのである。ということで、塩漬けにしてみました。鶏を。豚を。
簡単なことだった。肉に、その質量の5%ほどの分量の塩をすり込み、まぶしつけ、皿に乗せ、ラップし、冷蔵庫に入れ放置する。すると肉から水分が浸み出し皿の上に貯まるであろう。それを捨てる。水分が出なくなるまで捨て続ける。水分が出なくなったら肉をラップでぐるぐると包んで、更にジップロックなどに入れてもよいだろう、そのまま冷蔵庫で一月ほど放置する。
一月後、あ!鶏が!あ!豚が!
生で食えるようになっています。そのままでは塩っぽいので塩抜きして食おう。鶏はなんか、むにゅっと、ねっとりとした質感のハムになっています。豚はパンチェッタって奴が近いものになっています。それなりに獣臭いので胡椒やパセリのようなものなどと一緒に食おう。
ちなみに私は鶏と豚を一頭仕入れたわけでなく、たまたま、スーパーの安売りでその一部を入手しただけです。
娯楽その二 キノコ
キノコは我々が目視できる妖精である。
ということで、妖精を栽培してみることにした。あ、それは健全なキノコである。ヒラタケ。
その辺のネットで、キノコ栽培キットのようなものを購入するわけです。で、きっとキットには「栽培の仕方」しおりが付いているだろうから、その通りにするといいよ。
その通りにしていると、きっと生えてくると思うよ。
※この件、無知につき、なぜ生えてくるのか解説不能。
そしてギザギザした菌の集合体のようなものから、子キノコが「にょっ」と現れ、ずんずんと成長していくのを見ることは、おお、これはまさに地球の神秘シリーズのような興奮に直面するのである。
で、育った妖精たちは株元からもいで、鍋に投入して食った。キノコうめぇ!
※まだまだ生えてくるらしいよ。
娯楽その三 ミュージック
車のCDが壊れた。困るなぁ。スロットローディング式の挿入口にCDを突っ込んでものみ込まなくなっちゃったのだ。
車屋へ持込み、メーカーへ送ってもらい、修理費を見積もってもらう。
三万円。
は?
却下。却下である。新品が買えます。
しかし、そこで私は考えたのである。CDは死んでいるが、ラジオとMDはまだ生きている。それなら携帯音楽プレイヤーなどからFMトランスミッターで電波を飛ばし、ラジオで聴いていればいいんじゃない、と。
そうか。iPod買うか。今まで必要がなくて持っていなかったが(田舎で車生活でそんなもんいらない)。
しかし、そこで私は更に考えたのである。今、携帯(auです)の契約更新月じゃね?
というわけでiPhoneに乗り換えたのである。私は携帯を至急の連絡用にしか使っていないもので、電話もメールも携帯ネットもほとんどやらない。休みの日は電源入ってねーし。そういう人間にとってこれは冒険である。が、いろいろ持つよりこの一台、ということで。
何日か使っているのだが、面白いね、これ。生活変わると思う。これ。
以上、すべて、あえて画像なし。へっへっへ。